Event & Exhibition

Now showing

2024.7.5 - 9.1

Now Showing

さけ

文化を味わうものづくり『にほんのさけ』展

@無印良品 銀座/銀座

11:00 ─ 21:00
無印良品 銀座 6F
ATELIER MUJI GINZA Gallery1・2
入場無料
atelier.muji.com/jp/exhibition/6677

無印良品のものづくりは、衣食住の分野にわたる中で生活者の声や視点、先人や伝統から伝わる知恵、大いなる自然の恵みから学ぶことによって生まれてきました。驚きと感心を新鮮な気持ちで携え、大きな視野を持って様々な発見をしながら、ものづくりを通して感じ良い暮らしと社会の実現を目指しています。

本展では、無印良品が共感するものづくりの一つの例として、島根県出雲で日本の酒を造る出雲杜氏・小島達也さんの醸造・哲学をご紹介致します。小島さんは「なぜ人は酒を造るのか?」「なぜ人は酒を飲むのか?」「酒とは何か?」というシンプルな疑問に立ち戻り、独自に歴史、文化を深く突き詰めながら「にほんのさけ」を造り続けています。

テクノロジーが進歩し続ける現代。新しい刺激を求めるのではなく、当たり前に満ちているすでにそこにあるものを掬い、原点を未来へ繋ぐ彼の活動を通して、私たちの考えるものづくりの思想に触れる一助になれば幸いです。

主催|株式会社良品計画 /企画協力|小島達也(出雲杜氏・醸造家/板倉酒造)、コイル、竹内典子/しつらい|辛島綾 /映像|大隅圭介/グラフィックデザイン|SHIMA ART&DESIGN STUDIO/イラストレーション|浅妻健司/施工|東京スタデオ 

Archives

2024.6.21 - 6.23

Past show

うつわ

山本亮平・平倉ゆき「土窯のあとさき」

@小灯 cotomosi/新宿

Ad

亮平さんとゆきさん夫妻の土窯は、耐火煉瓦は使わずに、その土地にあった木と土を使って築いています。 「伐採した木の丸太を窯の芯材に。窯床を掘った土もうずたかくあったので、その丸太に土を被せては木槌で叩いて締め、また土を被せて叩いてを繰り返し、ひたすらコツコツと造りました」

その窯が完成して最初に焼いたもの。それは白磁の器ではなく、窯そのものでした。芯材の丸太を燃やすと、生土の窯は内側から焼き締まり、一週間後巨大な焼き物に。丸太が燃えてできた灰は、掻き出して釉薬の材料にもなりました。 そこにあるものすべてがシンプルに循環する土窯は、亮平さんとゆきさんの思想を体現しているかのようです。

「いまだに土が剥がれては修復を繰り返し、成長を続けています。 山を削って造った窯なので、天候の影響も受けやすく、その時々の状況が焼かれた器にも現れます」と亮平さん。

5年目を迎えた土窯は、ふたりをよく知る生き物のようにも思えてきます。

「窯の中の火にいちばん近いところに白磁を置いたり、奥の方に土器を置いたり…。焼き物の歴史も意識して、窯を使った表現をしました」

ふたりが焼き物に描く時間と空間=「土窯のあとさき」。ぜひご覧ください。

12:00〜18:00
作家在廊日:6.21㊎

https://cotomosi.com/cotomosinokai_029.html

小灯 cotomosi
〒160-0022 東京都新宿区新宿2-4-2 カーサ御苑602
https://cotomosi.com/